浮気調査の「幹」を掴む〜山本由伸投手の師匠に学ぶ、証拠の本質〜
こんにちは、アキ女性探偵社の小川です。
先日、ドジャースの山本由伸投手がワールドシリーズMVPに輝いたニュースをご覧になった方も多いと思います。その活躍の裏には、柔道整復師でトレーナーの矢田修氏という「師匠」の存在がありました。
矢田氏は山本選手に対して、手足の動かし方といった「枝」の部分ではなく、身体の「幹」を鍛えることの重要性を説いてきました。
「木には幹と枝と根がある。手を動かせ、足を動かせというのは木の枝を動かしているだけ。重要なのは幹。でも硬いだけじゃダメ。空洞だと簡単に折れて。ですから私がやっているのは、強い雨風に耐えられる強い幹を作ることだと考えて下さい」
という言葉が印象的でした。
この矢田氏の理論を聞いたとき、私はすぐに代表の大隅さんがいつも私たちに話してくれることを思い出しました。「証拠を取るには幹の部分を掴まなければダメ」という言葉です。
「枝」の証拠では不十分な理由
浮気調査のご相談をいただく際、多くの依頼者様が既に何らかの「証拠」をお持ちです。パートナーのLINEのやりとり、SNSでの怪しい投稿、レシートや領収書、帰宅時間の変化など。確かにこれらは「怪しい」と感じる根拠になります。
しかし、大隅さんはこう説明します。
「それは枝なんです。状況証拠に過ぎません」
LINEの「今日も楽しかった」というメッセージ。
それだけでは何が楽しかったのか証明できません。SNSで誰かと一緒に写っている写真。友人関係かもしれません。深夜の帰宅。残業かもしれません。レシートに記載された高額な飲食費。接待だった可能性もあります。
これらは確かに疑惑を深める材料にはなります。しかし、法的に有効な証拠、あるいは相手を動かすだけの確実な証拠としては、残念ながら弱いのです。いくら枝をたくさん集めても、枝は枝。どんなに積み上げても、強い風が吹けば簡単に吹き飛んでしまいます。
「幹」の証拠とは何か
では、浮気調査における「幹」とは何でしょうか。
それは、「不貞行為」そのものを示す決定的な証拠です。
具体的には、対象者が特定の相手とラブホテルや相手の自宅に入り、一定時間を過ごして出てくる様子を撮影した写真や映像です。
この瞬間を押さえることで、初めて「肉体関係があった」という推定が成り立ちます。これが木の「幹」。どんな言い訳も通用しない、揺るがない証拠です。
大隅さんはよくこう言います。
「枝ばかり集めて調査に来られる方がいますが、私たちの仕事は幹を掴むこと。その幹があれば、今まで集めてきた枝も全て意味を持ち始めるんです」
「幹」を掴むための技術と忍耐
ただし、「幹」を掴むことは決して簡単ではありません。
山本投手が身長175センチで98マイルを投げられるようになったのは、矢田氏の地道なトレーニングの積み重ねがあったからこそ。同じように、決定的な瞬間を捉えるには、熟練の技術と忍耐が必要です。
対象者の行動パターンの分析、最適な調査日時の選定、尾行技術、撮影技術、そして何より「その瞬間」を逃さない集中力と判断力。私たちは日々、この「幹を掴む力」を磨いています。
時には何日も、何週間も調査を続けることもあります。依頼者様からすれば「もう十分証拠があるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、私たちが目指しているのは「枝」ではなく「幹」。だからこそ、その瞬間が来るまで諦めません。
「幹」があってこそ、次のステップへ

確実な「幹」の証拠があれば、その後の選択肢が大きく広がります。
離婚を考えている場合は、有利な条件で話し合いを進められます。関係を修復したい場合でも、相手に事実を認めさせることで、真摯な話し合いの土台ができます。慰謝料請求を考えている場合は、法的に有効な証拠として使えます。
矢田氏が強い幹を作ることで山本投手が世界一の投手になれたように、私たちが確実な「幹」の証拠を掴むことで、依頼者様が次のステップへ進むための土台を作ることができるのです。
もしあなたが今、パートナーの浮気を疑っていて、いくつかの「枝」の証拠を手にしているなら、次に必要なのは「幹」を掴むことかもしれません。
アキ女性探偵社では、女性ならではの細やかな視点と、確実に「幹」を掴む技術で、あなたの不安に向き合います。まずはお気軽にご相談ください。
安心して暮らせる毎日を。
また、静岡県警察で刑事、生活安全、交通、地域などの専門職を歴任した経験豊かなOB、OGから全面支援と協力をいただいております。
これが「アキ女性探偵社浜松」が、常に迅速で正確な「中身のある調査」をさせていただいている所以であります。